海外で300件を超える導入事例
中国各地の基幹病院では、600床から5,000床の大規模病院で300件を超える導入実績があります。2019年から5年以上の社会実装で多くのノウハウと技術やデータを蓄積しており、現場で培われたエビデンスを元に、お客様の様々なご要望にお応えします。
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人材の専門性を守り・活かす
高齢化による患者数の増加に対しての医療現場の深刻な人手不足や、職場での働き方の改善が求められているなか、AI‑MHOS 自律搬送ロボットへのタスクシフトにより、専門職の方々が本来の仕事に注力することが可能になります。
導入フロー
STEP 1
業務仕分けフェーズ
医療スタッフの業務内容をヒアリングし、業務項目を可視化すると同時に、施設や環境の特殊性や搬送物資の量やサイズ、搬送ルートを調査します。
STEP 2
環境調査フェーズ
院内の通路、エレベーターや自動ドア、通行制限の調査を行い、ロボット導入に必要な通信環境や設備を確認します。
STEP 3
管理設計フェーズ
各施設におけるニーズと経営改善に即した自律搬送システムをご提案し、実装試験および計画を立案します。
STEP 4
試験導入フェーズ
自律搬送ロボットと管理システムの運用を確認し、本来的業務である質の高い医療の実現に効果があることを定量的・定性的に検証します。
製品仕様
AI‑MHOS C03‑J
| 用途詳細 | 医療施設にて医薬品、注射液、滅菌袋、手術器具、検体などの物品を安全に搬送する自律搬送ロボット（キャビネット・ワゴン牽引タイプ） |
|---|---|
| サイズ | 長さ880mm × 幅467mm × 高さ940mm |
| 容量 | 牽引するキャビネットの容量による |
| 積載荷重 | 200kg |
| 使用時間 | 8時間走行（充電2.5時間） |
| 本体色 | ホワイト |
| 運行速度 | 秒速1.4m以下（院内平均速度0.5〜0.6m/秒） |
| 回転半径 | その場での旋回可能 |
| 床の要件 | 屋内床面（油・カーペット無し） |
AI‑MHOS C03‑J‑D3
| 用途詳細 | 医療施設にて医薬品、注射液、滅菌袋、手術器具、検体などの物品を安全に搬送する自律搬送ロボット（3段キャビネット一体式タイプ） |
|---|---|
| サイズ | 長さ880mm × 幅467mm × 高さ1,520mm |
| 容量 | 約590L |
| 積載荷重 | 200kg |
| 使用時間 | 8時間走行（充電2.5時間） |
| 本体色 | ホワイト |
| 運行速度 | 秒速1.4m以下（院内平均速度0.5〜0.6m/秒） |
| 回転半径 | その場での旋回可能 |
| 床の要件 | 屋内床面（油・カーペット無し） |
AI‑MHOSのメリット
業務の効率化によるコスト削減
搬送業務をロボットが行うことで、人員確保の問題を解決します。センシングとログの自動取得、使用プロセスの自動管理により、物資を安全かつ効率的に運用。人件費のみならず、人為的ミスで発生する経費の削減に寄与します。
患者さんのケアに集中できる
医療スタッフによる搬送業務を削減することで、本来の業務に集中でき、専門領域の仕事の質向上につながります。患者様とその治療に向き合う時間を確保し、満足度の高いケアを実現します。
感染リスクの低減
非接触搬送により、院内での感染リスクを低減し、検体や食事、シーツなどを安全に搬送します。入室制限のあるスペースにも搬送ロボットに任せることで安全を確保し、セキュリティ強化につなげます。
活用シーン
- 手術室・中央材料室: 滅菌器械や手術用具、空コンテナなどを搬送し、人やロボットの待機時間を合理化します。
- 検査センター: 血液・尿・微生物検査など各病棟から検体を収集し、検査センターへ搬送。非接触搬送で感染リスクを低減し、検体管理を徹底します。
- 薬剤部・病棟／外来部: 薬剤室から各病棟までの臨時搬送や休日・夜間搬送を担い、エレベーター連携や高度管理区への入退室も自動化します。
- 医療廃棄物搬送: 医療廃棄物の搬送により、針刺し事故や薬剤暴露、転倒・衝突事故などの人為的ミスを防止し、リアルタイムで搬送状況を管理します。
スマートキャビネット
AI‑MHOSには病院専用に設計された多種多様なスマートキャビネットをご用意しています。分離式のキャビネットは高度なセキュリティを実現し、搬送物品を確実に保護します。顔認識や非接触カードによる開閉セキュリティ、4キャビネット（合計500L）搭載による大容量、そして自律搬送ロボットによる自動充電など、医療現場の省人化を支える機能を備えています。
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